2013年1月29日 星期二

[すかいあ] 月と少女

01.月の歯車
02.コントラスト
03.moon light
04.夜明けの丘

月の歯車
作詞.歌:みちる
作.編曲:えむ


白い月 闇に一つ
物言わず眠っている
静寂に 波紋落とし
二つの音が響き渡る
澄んだ夜を引き裂くように
欠けた月が佇む空
暗がりの中で一人
失くした名を探している

いつか夜が明けて光が満ちるとき
この身を幾重に結う糸の存在に気付く

回る歯車に組み込まれたリドル
同じ答え繰り返す
嗚呼 美しい太陽の光を
投影する鏡のように
ねぇ 気付かない方が幸せなの?
この身縛る運命に
抗えずにただ微笑みながら
踊り歌うマリオネットよ

冴え冴えと夜を照らす
絵空事 虚飾の月
シナリオに逆らえずに
規則的に進むワルツ
空に浮かぶ その白さは
一点に曇りもなく
叫ぶことも嘆くことも
できないまま佇むだけ

ずっと知っていた話の結末を
虚ろに紡ぐ口はただ歪んだ笑みに変わる

落ちる月影に支配されたダイス
同じ数を繰り返し
与えられたルールを従順に
守る無垢な瞳のまま
ねぇ いつまでもお人形のままで
その姿を飾り立て
誰の為にこの歌を歌うの?
抗えない 月の歯車

一つ二つ三つと罪の数数えて
進むことも戻ることさえもできずに
決められた道を盲目的になぞり
定められた音だけ何度も繰り返す

まるで太陽の鏡でしかない
意思を持たぬ月のように
この手では何一つ守れず
永久に踊る それで終わり?

そして緩やかに壊れていくパズル
運命に従わずに
全てを捨て手に入れた自由は
この身を孤独で染めてく
ねぇ どうすれば幸せになれたの?
壊れかけの笑顔のまま
縛る糸から解き放たれて
崩れ落ちるマリオネットよ


コントラスト
作詞.歌:みちる
作.編曲:飛鳥硝子


目を反らしても 付きまとう影
いつだって私の隣にいる
瞳閉じても 忘れない嘘
足元に広がっている

どこに道があるのかわからないままで
夢を語ることさえ出来なくなってた

滲んだ世界 月の鏡に
映る自分の姿を探して
せめて色鮮やかな幻想を見させて
千の言葉で 傷を隠して
どんなにこの身繕っても
月明かりに今晒されて

黒い感情 隠した笑顔
今にも溢れ出してしまいそう
全てが欲しい 何も要らない
二人の私が囁く

何が本当なのかわからないままで
鉄の仮面を被る
星の瞬き 消えた

辿り始めた 月の光が
薄汚れた心を映し出す
その嘘や虚栄心や罪の全てを
切り離せない 二人の私
光と陰のコントラスト
天秤を抱いて生きている

だからきっと今ここにいる


moon light
作詞.歌:みちる
作.編曲:江口考宏


静けさは 澄み切って
この心 満たしてる
胸の鼓動 高鳴って
始まりの音がする
光る

starry night
変わらない世界も
the longest night
憂鬱な時間も
twilight
あなたの声がするから
耳を
澄まして

星明り 照らす夜
この心 加速する
すぐそこに 見えるのに
あまりにも 遠すぎて
ふと立ち止まる

どうして触れられないのだろう
どうして留まれないのだろう
せめて一筋の光で 今
線を
繋いで

starry night
変わらない世界も
the longest night
憂鬱な時間も
moon light
退屈な永遠さえ

君に
届かない
届かない


夜明けの丘
作詞.歌:みちる
作.編曲:ちきんぐ


風のように空を舞い
野を翔る歌は
千の夜を伝い
行き先を知らず

全てを赦す月光
この地に舞い降り
微笑む姿はまるで
少女のように

十六夜の町に
数多の祈りが
生まれては消える
月の加護を
待ちわびる人の子ら

組んだ指から昇る祈り
其れは希望か哀しみか
驕れる者や弱き者を
月は等しく照らし出す

言の葉は大地に満ち
空高くへと昇らん

十六夜の町に
清らな祈りが
生まれては消える
月を仰ぎ
賛美する人の子ら

月の女神の澄んだ心
其れは泉へ大空へ
鏡のように無垢な瞳
慈悲を与えし月の子よ

夜明けの丘で踊る少女
地に煌きを 暁を
少女が去りて光満つる
朝日は告げる 黎明を

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