2010年12月26日 星期日

[Bassy] ワンダー.フルワールド

01.ハイストライド
02.生きてゆくんだ!
03.音楽
04.海に行く
05.深海魚
06.あかね色
07.お腹がへった
08.ワンダー.フルワールド

歌詞是從從PDF檔裡弄出來的。

ハイストライド
作詞.作曲:bassy
歌:Annabel


夜空に降る星 込めた願いはもう
忘れてしまった 少年の夜
無邪気な心と 残酷な欲望が
押し寄せ 奪ってく 波の様に

月の街を走るように 昨日よりも遠くへ

ひとつひとつ 踏み出した足もとは 見ないように
やがて消え行く 痛み悲しみだから 先へ


分かり合えぬ日々 不器用な言葉で
幾つも未来を 見送ってきた
それでも変わらない 自分をまた憎んだ
戻らぬ時間に 歯痒さだけ

上手く生きれていますか? 暗闇も慣れたかな

この瞬間に 流れる涙がまだ あるのなら
僕は再び 誰かを愛してゆけるよ
ひとつひとつ 踏み出した足もとは 見ないように
やがて消え行く 痛み悲しみだから 先へ


生きてゆくんだ!
作詞.作曲:bassy
歌:折井理子


もしも 今日でもう 世界が 終わるなら
好きな もの沢山 気にせず 食べていたい
正義の 味方はいつも 遅れて 来るもんだ 多分
明日 出来ることはほっといて そのうち なんとかなる

ぐるぐるぐる回ってる 楽しいことだけ詰め込んで
雨上がりの道を 水たまりをよけて 歩けば
先の見えないことでも だんだん空は高くなって
またひとつ気付く 幸せに


もしも 僅かだけ 時間を 戻せても
きっと 同じもの 選んで しまうでしょう
いつだって がんばるものが なんだか 分からずに だけど
少し 後ろを振り返れば ぎこちない 僕の跡

ゆらゆらゆら揺らめいて クラゲになって海をたゆたう
右がダメで左 考えるよりも任せちゃえ
正しい生き方なんて とっても試練があるもんだ
誰もかれもみんな 同じじゃない

空を見て 強い風受けて 生きてゆくんだ 少しだけのファイト!
つまづいたって 急ぐわけじゃない 比べることはやめて 歩こう
空を見て 強い風受けて 生きてゆくんだ ひとつだけの勇気
分からないもの 見つからぬもの 気付けないもの いつかわかる


大きく手振って 切り裂いて進め
小さな拳 振りかざし歌え


音楽
作詞.作曲:bassy
歌:Annabel


どれほどの言葉 並べられても
嘘で固められた 虚像
聴こえて来るのは 愛とか勇気
まるで 同じ 声さ

この手伸ばして 触れては消えて
それでも手に残った 【このカケラを】
繋ぎ合わせて 奏でたらひとつ
君のもとへと 届けたくて

僕のMelodies 今 響きだす
君とHarmonies ほら 溢れてゆく鼓動
とめどなくステップ また 踏み出した
僕らは 光 見てた


手垢にまみれた その欲望は
奇麗に着飾った 夢を
見せてくれるでしょう 誰にだって
そんな 安い 夢を

瞳を閉じて 耳をすませば 
聴こえてくる想いを 【拾い集め】
名前を付けて 解き放てばいい
この風に乗り 届くはずさ

君のMelodies まだ この胸に
繰り返すNotes かすかにこだまする
そうさ誰も 痛みを 抱いて
明日の 光 見てる

押し寄せるノイズ かきわけ 僕は
歩いてゆく まだ 終わらない

今 闇に 紛れ
(あの 場所に 消えた  )
霞みゆくボイス この 手で引き寄せてゆく
(いつかの理想 まだ追いかけてたの?)

僕のMelodies 今 響きだせ
僕らは 光 見てた


海に行く
作詞.作曲:bassy
歌:茶太


電車に 揺られながら めくった ページには
去年の 僕と君の 記憶の 花びらさ

君を好きでいれて良かった 誰かのために強くなった
守れない 約束もあったけど
それぞれの場所に戻って 新しい朝をむかえた
きっと 正しいから


嫌いな 食べ物だって いつかは 変わるかな?
僕らは 歳をとって 誰かと 恋をする

またひとつ季節が過ぎて お互いの知らない事が
こうして 増えてゆくんだねぇ
重なり合って伸びた影 交差してた二つの道
もう 交わらない

遠くの海へ行こう 雨が落ちるその前に
僕はどんな歌を 口づさむのだろう どんな色をして

途中下車でふと降り立った 新しい風を吸い込んだ
沢山の人を見送った そろそろ行く時間が来た
君を好きでいれて良かった 君のために強くなれた
きっと 正しいから
きっと 正しいから


深海魚
作詞.作曲:bassy
歌:折井理子


この水が今 濁ってるから
3メートル先も 見えないだけなんだよ
あと少しだけ この手伸ばせば
触れられるものがある それはきっと 未来と呼べるかな?

苦しいね めげそうだね なにひとつ 誇れないし それでも
大きく深呼吸して 自分の速さでいい
踏み出せば 分からない ことがまた増えるけれど
絡んだ糸は 少しまた少し ほつれ始めるでしょう


何も気にせず 殴り合えれば
その痛みで僕ら 救われることもある
見えない空気が 薄くなっても
誰も気付かないまま 慣れてしまう 始めからそうだって

違うよね おかしいよね 描いてた未来はまだ 先かな?
ねぇあと この手の中 幾つのカードがある?
壊したい ものさえも 分からずに あきらめてた
そんな自分を 笑い飛ばしたら 何かが見えたんだ

目を閉じて ほらそこに 差し込んだ光感じた 
大事なものは 闇の中で 初めて気付けるもの
壊してよ 壊してよ 大切な荷物なんて ないから
これがすばらしい世界 笑えたらばいいねぇ
笑えたらばいいなぁ


あかね色
作詞.作曲:bassy
歌:茶太


空を見ましょう 夕暮れ時の
街の空気が 変わる瞬間 足早に向かう
林を抜けて 堤防に出た
広い川を横に見ながら 少し歩いてみましょう

脇を走り抜けてく人 追い越してく自転車
夕焼けにはまだちっと早い
空の群青に白い星

この道 昨日より 遠くへと 遠くへと
かすかに見えてた橋を ほらくぐり抜けた
遠ざかる街の音 僕の足音に消えた
あと少しだけ 風を受けて
夕暮れを 待ちましょうか
昨日より わずかに 空が高いから


夏草みどり より深くなる
風は少し 涼しくなって 僕の髪を揺らした

帰りを急ぐ人たちと 灯りをともす窓
おいしそうな匂いがします 慣れない街のどこかで

この道 昨日より 遠くへと 遠くへと
水面に映る夕焼けは ユラリユラユラリ
白い雲染めてゆく 今日の日が終わる前に
夕日がのびて 茜の空
染まってく 街の姿
明日も晴れたら 少しいいかもね

飛び立つ鳥の群れ 森へと消えてゆく
僕も帰りましょう 何か食べましょうか

遠い空 遠い街 見送って 見送って
長く伸びた一本道を あと少し歩こう
白い雲染めてゆく 今日の日が終わる前に
夕日がのびて 茜の空
染まってく 街の姿
明日も晴れたら 少しいいかもね
別にいいけどね


あかね色
作詞.作曲:bassy
歌:茶太


空を見ましょう 夕暮れ時の
街の空気が 変わる瞬間 足早に向かう
林を抜けて 堤防に出た
広い川を横に見ながら 少し歩いてみましょう

脇を走り抜けてく人 追い越してく自転車
夕焼けにはまだちっと早い
空の群青に白い星

この道 昨日より 遠くへと 遠くへと
かすかに見えてた橋を ほらくぐり抜けた
遠ざかる街の音 僕の足音に消えた
あと少しだけ 風を受けて
夕暮れを 待ちましょうか
昨日より わずかに 空が高いから


夏草みどり より深くなる
風は少し 涼しくなって 僕の髪を揺らした

帰りを急ぐ人たちと 灯りをともす窓
おいしそうな匂いがします 慣れない街のどこかで

この道 昨日より 遠くへと 遠くへと
水面に映る夕焼けは ユラリユラユラリ
白い雲染めてゆく 今日の日が終わる前に
夕日がのびて 茜の空
染まってく 街の姿
明日も晴れたら 少しいいかもね

飛び立つ鳥の群れ 森へと消えてゆく
僕も帰りましょう 何か食べましょうか

遠い空 遠い街 見送って 見送って
長く伸びた一本道を あと少し歩こう
白い雲染めてゆく 今日の日が終わる前に
夕日がのびて 茜の空
染まってく 街の姿
明日も晴れたら 少しいいかもね
別にいいけどね


お腹がへった
作詞.作曲:bassy
歌:Annabel


「がんばって」は言わない だって君は十分だから
「がんばるよ」は言わない だって僕も必死だから
「急いでよ」は言わない ひとつひとつ確かめたいから
この手で持てるものが こぼれないように 行こう

明日が来るのは まだ生きてるから
確かめるみたいに 息を吸った
夜が怖いのは 想像できるから
誰だって 転んで また痛みを知る

「がんばって」は言わない だって僕は知っているから
「がんばるよ」は言わない 多分なにも 守れない


お腹がへるのは まだ生きてるから
どんなに辛くても 馬鹿みたいだ
少し休んだら 大丈夫だから
過ぎ去った 時間は あきらめて もう一度
呼吸をしたら 何が変わるかな?
立ち止まらないように 急がぬように
明日が来るのは まだ生きてるから
今度は 上手に 踏み出して

「がんばって」は言わない 今のままで大丈夫だよ
「がんばるよ」は言わない だって僕も ラララララー
だって僕も


ワンダー.フルワールド
作詞.作曲:bassy
歌:茶太


長い道ですね 休みはまだですか? はいそうですか
暗い朝ですね 別に慣れてるけれど

誰かの真似を したこともある
世界は昨日と なにも変わらない

僕は言葉繋げて ありったけの気持ちを込めた
自分の存在と この世界を結ぼうとしたんだ
やーがて暗闇にいつも 同じ場所で飲み込まれても
それでもいいんだと 思えたんだ 君がいる場所はここだから


寒い午後ですね 少し眠いだけです 大丈夫です
狭いドアですね 別に関係ないけど

誰かものを 欲しがってばかり
手にすればまた 色褪せるのに

僕は大事なものと 自分の正しさをそのまま
貫きたいだけ 泣いて泣いて泣いて叫んで
たったひとつの願いさえ 塵の様に消えたけれども
そーれでもいいんだと 気付いたんだ 探してた世界にいるから

誰かの真似を したこともある
本当の自分は なにも変わらない

明日に違う自分を 求めても世界はそのまま
誰も悲しみを 抱いて抱いて抱いて進むんだ
大きな歓びの詩 押し寄せる怒り嘆きさえ
ひとつ輪をえがき 歌え歌え歌え歌えよ
僕は言葉繋げて ありったけの気持ちを込めた
自分の存在と この世界を結ぼうとしたんだ
やがて暗闇にいつも 同じ場所で飲み込まれても
それでもいいんだと 思えたんだ
探していた 君のいる世界にいるから

[FAIRIAL] Prelude

01.the Gleam in a Memory
02.Departure
03.Girl in Creek
04.Unseen Song
05.Destiny Crystal
06.the Gleam in a Memory -Instrumental-

FF同人碟。

the Gleam in a Memory
原曲:Ronfaure
編曲:Morrigan
作詞:Azrael=Robin
歌:Achea


Aurifra ex nebula ad cifmplecti ze qorilibet meditari
暁の霧に包まれ 誰しもが想い馳せる
ille Tellus, altors Viride
彼の地、深緑
venire noir Tellus, praeterire prif Tellus
届かぬ場所、通った場所

nh...

vorlgors zil traditiffen
人々は伝え続ける

Nimbus ex Nifx ifm terebrare orl Luminare Stella
嵐の夜もつらぬき輝く星
fifritis vifx, Aura ex cantatif
消されぬ声、風の歌

ferifx viatifr, qorinqore lacrimaen ostendere nag noir
立ち向かう者 五つの涙を見せることなく
"CHAINS OF DEUS" in rebellare rozzo, jam noir venire ejors Tellus wen
鎖に抗い 見上げよ もはや届かぬその場所を
"ALTANA" ex pennae zil Lux ad Salire orl, corors
女神の翼 木漏れ日に舞い 過ぎし日に通った
pactorm ex Silva, silvestris fremitors morltif, "RONFAURE"
約束の場所 木々のざわめき遠く“ロンフォール”

sifnare Lux in cras zil exemplari, nubes ex intervallum ad heri zil prifcorl
響く光に明日が映る 雲の隙間に昨日が遠のく
rifs zil olim ocellorssen abesse ze
露はいつしか瞳を離れ
Aurifra ex nebula ad cifmplecti ze qorilibet meditari
暁の霧に包まれ 誰しもが想い馳せる
ille Tellus, altors Viride
彼の地、深緑
venire noir Tellus, praeterire prof Tempus
届かぬ場所、過ぎた季節に

nh...


Destiny Crystal
原曲:Main Theme
編曲:Morrigan
作詞:Azrael=Robin
歌:Achea


pridem cel aorribors cantors zel esse
古から続く歌がある
fortorrorm ad secorm vifx zel esse
新たに誘う声がある
abire prif ciftidie in memifriale zil morltorm es ga
過ぎし日に想い出は多くあれども
cantors zil ikkorstris Stella en fieri hija dorcere
歌は輝く星となりて導く

o Lapis, nifster aeternitasen,
石よ 我らの永き時を
transigi noir Recorporatio wen videre exsistentia tyie
果てなき輪廻を見つめるものよ
faborla zel initiorm capere
伝説が始まる
transigi noir imagifen cifmplecti orl
終わり無き幻想を抱き
Tenebrae wen siflvere orl, Lux wen spes ad mifvere ze
闇を振り払い光を希望に変えて刻んだ夢の向こう
abire prif faborla zil okim pifetaen opperiri ifr?
去りし物語はいつか語る者を待つのだろうか

o Lapis iterare animorsen,
石よ 廻る心を
dorcere mensen strorere exsistentia tyie
導く思いを重ねる者よ

siqorid piftes, eifrorm Anima ad ornors flifsen
願わくは彼らの魂に一輪の花を
si qorid piftes, jam non est amicorlors ex lifcors in
願わくは今は亡き友の下へと

[clover fields] ムゲンノソラ

01.ムゲンノソラ
02.roses in the wind
03.to the sky
04.太陽

民族風。

111211追記
…社團名打錯了,從 clover field 更正為 clover fields。

ムゲンノソラ
作曲.編曲.作詞:Miel
歌:矢吹高音


遥かな大地に永久 (とわ) に届く空
大きく揺らめく緑の海原

あなたは両手を 大きく広げて
愛おしむように 風を抱きしめる

いつの日か遠く 旅立つのでしょう
後ろさえ振り向かす

一つ一つ積み重ねてく
願うを翼に変えたなら
あなたは空へと向かうでしょう
光の溢れる世界へと


赤く染まる雲 渡る鳥の群れ
見上げたあなたの
瞳が遠くて…

必死に隠した卑しさや弱さも
あなたのその目は見透かしてしまう

畏れる想いと焦がれる矛盾に
恐いほど捕われる

一つ一つ積み重ねてく
勇気をきざはしに変えたら
私も空へと向かうから
私に翼は無いけれど


一つ一つ積み重ねてく
愛しさを言葉に変えよう
「その頬に触れていいですか?」
限り無く美しい人

無限の空へ続く道を
あなたが迷わず行けるように
翼に力 与えるような
穏やかな風になりたい

Las tal a Las tal a 何時までも
Las tal a Las tal a 何処までも
Las tal a Las tal a 何よりも
Las tal a Las tal a 誰よりも


roses in the wind
作曲.編曲:Miel
作詞.歌:矢吹高音


小さな小指 重ねよぎる
交わす言葉 涙あふれて あぁ

水の音や鳥の声も
君のそばで 一緒に聞いてた

「またここで会おうね」と
言った 君の笑顔
叶うと信じていた
遠い空を見つめ

君の髪を 風が梳かす
揺れてふわり
バラの香りが…

君はもうここにいない
涙さえも枯れて
強くて美しい目
今も思い出せる

あの日の約束から
僕の旅は続く
変わらぬ想い描き
君の空へ届け


to the sky
作曲.編曲.作詞:Miel
歌:矢吹高音


灰色に閉ざされた箱の中
僕達は空さえも失った

文明は加速する止処なく
眠らないテクノロジー駆け巡る

制御された未来は幾何学の永遠
仕組まれたユートピア 「僕は生きてる?」

ランダムな映像は絶え間なく
感動はミスリードされていく

プログラムされたのは誰がための真実?
遺伝子が望むまま僕は飛び立つ

両手広げコバルトの空へ
傷ついて構わないさ
息も出来ないくらいのリアルが僕を待ってる


あの日聴こえた歌は懐かしい旋律
遺伝子に刻まれた記憶辿り行くよ


両手広げサファイアの空へ
痛みさえ抱きしめるよ
息も出来ないくらいのリアルで満たしてほしい

fly to the sky 遠く鮮やかな空へ
僕達の声よ響け
信じさせて
果てないヴィジョンを心のままに

鈍色に閉ざされた檻を抜け
捕われた鳥たちは舞い上がる…


太陽
あの太陽の下を歩いていこう
全てから許された魂のまま
ありのままの姿で生きられるように
ありのままの心で愛せるように

2010年12月15日 星期三

[少女病] 残響レギオン

01.深紅のエヴェイユ
02.十三月の不確定なドール
03.偽物の夜に誓え反逆者
04.未完幻想トロイメライ
05.黒衣の放浪者
06.recollection
07.Legion
08.終幕症候群
09.真実の解放
10.残響

Bonus Track

11.

發售日:2010.12.8
…根本封面詐欺!
少女病:「誰說封面一定是魔女?」

…總之,魔女系列第二彈
結局哭哭。
喔對了,歌詞下面有捏它,請自動無視。

歌詞 DOC 檔



アイリーン
セクサリス
フランチェスカ
レスター
ルーク
ミリア
ルクセイン

深紅のエヴェイユ
作詞:少女病
作編曲:ピクセルビー
歌:Mitsuki & Lico
声:ゆかな, 沢城みゆき, 杉田智和, 伊藤かな恵


「希望と絶望を司る二つの光彩。
この世界では決して等量に降り注ぐことのない光の雨。
寂寞の音は波紋に。
そして空を覆う赤き月の残光は、いつしか残響となって……」


「それは、幾多の嘆きの中紡がれる、第二の魔女の物語」


悲鳴の中降り注いだ 深紅の雨に浮かぶ 第二の魔女の影 (silhouette)
日々に飽いた魔女 嗜みしは残忍な狂気 (folie)
神託は堕つ 不遜 不変 不滅の混沌 (chaos) に飲みこまれ
ただ冷えた死だけが 支配せし煉獄 (purgatoire)

ah... 退屈だわ 血塗られた指を舐め
彼女は薄く哂う 動かぬ玩具踏み潰して

今 秩序のなき 澱んだ古城で
反逆の狼煙を上げるような無謀な者はいない
魔女に跪いて神を呪って
人々が謡うは称讚の嘆き (chagrin)


扇動して巻き起こした 戦争を眺め
優雅に食事を楽しむのもすぐに飽きて
愛玩動物 (pet) の蛇と少女だけを 暗く狭い蔵に入れて
閉じ込める遊びも 食傷してしまった

ah... どれもこれも愉快なのは最初だけ
彼女は苛立ちを 隠しもせず刃を薙ぐ

さあ 刹那の夜 ここで生まれる
仮初の生命を 忌まわしい物語に残そう
魔女はまた新たな 遊戯を耽り
結末を想って快楽にふるえて 笑った―――

「描けた。不快で愉快な、終わりまでの軌跡…」

穢れた狂信者 (fanatique) の 祈りを受けただ厳かに
赦されざる魔法で 紅き光に包まれゆく―――

「ふふっ。ねぇ、目をそらさないで。
―――物語がはじまるよ」


今 秩序のなき 澱んだ古城で
反逆の狼煙を上げるような無謀な者はいない
魔女に跪いて神を呪って
人々が謡うは称讚の嘆き (chagrin)

さあ 刹那の夜に、ここで生まれる
仮初の生命を呪わしい物語に宿そう
血の黙示録に刻む 終焉の覚醒 (eveil)
幻想は静かにはじまりを告げた


「望まぬままに開け放たれた棺」

「それは、消費されゆく兇夢の断章。踏み躙られた絆の物語」


「知らないなら教えてあげる。本当の終わりの歌を―――」


十三月の不確定なドール
作詞:少女病
作編曲:ピクセルビー
歌:Mitsuki
声:ゆかな, 沢城みゆき, 杉田智和, 伊藤かな恵


華美で豪奢な塔 (tour) 荘厳な支配 (domination)
囲われるは美しい少年達
散見される不幸な少女も 男装強いられ

暴虐の魔女が夜な夜な繰り広げるのは
永久に解放されない悪夢 (cauchemar)

踊りましょう? 絶望の声を従えて
歌いましょう? 消えゆく心音に乗せて

(無様に踊れ 死ぬまで
滑稽に謡え 沈め)

滅びましょう? 己の全てを失って
受け入れれば飽きるまで可愛がって揚げる―――

(我に弓ひけ 求めよ 真の自由を…)

「美しくないものはみんな死んだらいいのに……。
美しいものはいつか私の手で壊してあげよう、ね?」


心を手折られて 人が屈服する様
それがとても“美しい”と嘲笑った
どんなに凛と咲き誇る花も いつかは枯れゆく

彼らが大切に想う家族や恋人
邪魔で不要な命を奪った

絆狩りの忌み名を掲げる負の儀式 (rituel)
その洗礼を浴びて集いし兄弟達 (freres)

(さあ思い出せ その身に
托されたah... 遺志を)

首輪をつけ 心項垂れたコレクション
決して消えぬ 痛ましい烙印を背負って―――

(先に潰えた仲間の 声に応えよ)

「髪まで切られて、名前を名乗る自由さえ奪われて。
私がどこにもいなくなるみたい…」


「ここで屈服したらヤツの思惑通りになるんだ。
みんなで耐えて、生きよう。そうすればいつか……」


「生きたって、私達に帰る場所なんてないじゃない!」

ah...次々と落命する仲間達 (freres)
懸命に支えあった 悲劇の人形 (doll)

踊りましょう? 絶望の声を従えて
歌いましょう? 消えゆく心音に乗せて
摘み取りましょう? 幽かに残る澄んだ芽を
血に染まった渇望を今奏でて…

可愛いよ 凛々しいよ だから穢してあげる
苦しいの? 悲しいの? ならば壊してあげよう
ねぇ、生まれてきたことを後悔しているの?
簡単には終わらせない 可愛がってあげる―――

(はじめよう 真の悲劇を…)

「不死なる永劫の日々に飽いてしまった暴虐の魔女、アイリーン。
彼女が今最も夢中になっている遊戯。
それは、見目麗しい少年達を囲い、身も心も屈服させること。
人の悲しむ顔が一番美しいと感じる彼女は、彼らにとっての大切な者達を
殺してから少年達をコレクションに加えていて……」


「簡単には折れない。これが宿命だなんて認めはしない。だから……」


偽物の夜に誓え反逆者
作詞:少女病
作編曲:RD-Sounds
歌:Mitsuki
声:ゆかな, 沢城みゆき, 杉田智和, 伊藤かな恵


万雷の死が暗澹と 降り注ぐ不夜城を
背にして二人は 走る―――


「魔女に囲われていた一人の少年と一人の少女は、
監視の目を縫うようにして脱出に成功する。
共に囚われている者達を見捨てるような形で。
けれど、いつか必ず助けられる機が訪れると信じて……」


「振り返るな、足を前に運べ!」

「わ、わかってるっ」


気付いた時には 形振り構わず不意に駆け出していた
折れていると思った心をまた 奮いたたせてくれた
一人じゃない…互いの存在

二人が逃げれば 残された者の処遇にどんな酷い
影響を及ぼしてしまうだろう?
想像をすることさえも怖く
必死に思考押し殺した―――

月明かり その色彩は偽物の夜だけを染め上げて
諦観めいた囀りを 最果てに照らしだす 無垢なる残骸を憂い…


幾夜を徹して 街へ戻っても帰る場所なんてなく
家族はもうどこにもいないのだと わかりきった事実を
突きつけられ…言葉を失う

旧知の誰かに 見つかることさえ許されないと知った
魔女の元へ連れ戻れてしまう
ゆっくりと眠ることさえできず…
自由は虚空に掻き消え―――

ah...遠く離れた
異国にまで逃げる路銀もない二人
この地から離れたとして 安寧の瞬間など訪れない

身体に焼きつけられた 永遠に足枷となる消えない烙印
その烙印を見咎められれば すぐに魔女に引き渡されるだろう

立ち上がれ 未だ囚われ救いを待ち続ける友のため
その意思だけは失くさない
この傷に誓うんだ 夜天を睨んで
月明かり その色彩は偽物の夜だけを染め上げて
諦観めいた囀りを 最果てに照らしだす 無垢なる残骸を憂い…


「ね、顔色が悪いよ?」

「キミこそ真っ青だ。けど、いつまでも怖がってばかりもいられない」

「もう、わかってるっての!」


「仲間を助けると誓った確かな決意。
これを一夜限りの自由になんてしないと、二人は中空を睨んで……」


「一瞬でした決意など、一瞬で消えてしまうものだ―――」


未完幻想トロイメライ
作詞:少女病
作編曲:RD-Sounds
歌:Mitsuki
声:沢城みゆき, 杉田智和, 伊藤かな恵, Mitsuki


「魔女に双子の兄を連れ去られ、
その時の恐怖から声帯をも奪われた少女。
声の出せなくなった彼女を目の当たりにした魔女は大いに喜び、
気まぐれに命だけはとらずに生かし続けていた……」



泣き腫らした瞳には 幾度の夜が過ぎ去った現在も
あの日が網膜に薄く焼きついてた
家族に守られて 狭く優しいセカイに生きて
頼れる存在を失った少女は

沈黙の中で なけなしの勇気を持って
神にではなく自らに祈る―――

幸せな記憶の詰まった家を 有無を言わさず
厄介払いだと家主に追い出され
眠る場所さえなく 手を差し伸べる者もいなくて
過酷な現実に打ちのめされるけど

「生きてさえいれば、必ず機は訪れる」、と
兄の言葉に想い馳せ涙拭う

仰ぎ視た深緑の夢 今は遠い幻想に消えて
もう二度と戻れぬ場所に 追憶を捧ぐ…

『この瞬間もどこかで。ねぇ、心配してるかな?』
自分のことよりも 私の身を案じてる風景が
目に浮かぶようで胸が ah... 絞めつけられて―――


「他に親類もおらず、頼れる者もいない。
そんな少女が一人で簡単に生きていけるほど、
この世界は優しくできてはいない。
ましてや声の出せない彼女には、意志の疎通さえも難しくて……」


故郷を離れ 一人では初めてゆく大きな街へ
不安抱え それでも負けないと決めて
どうにか拾われたのは 富豪の家での下働き
屋根の下眠れるだけで 涙が零れた―――

『私、頑張ってるよ。なんとかやれてるよ』
過保護な両親と 私を庇って囚られた兄の笑顔を想い

眠り…仰ぐ深緑の夢 今は遠い幻想に消えて
もう二度と戻れぬ場所に 追憶を捧ぐ…

『きっと逢いに行くから。守られてばかりの私だったけれど……』
少女はその唇を噛み締めて 淡い決意に枕を濡らした―――

「ある朝、水を汲みに井戸にいくと、
見たことのない二人が隠れるようにして体を拭っていた。
僅かだけ垣間見えた彼らの素肌には、確かに魔女の烙印があって……」


「ねぇ、見られてるっ!」

「くっ、行くぞっ」

「……っ」

「少女は必死に引き留めようとするものの、声が出ずそれも叶わない。
仕事を放し出し、無心で二人を追いかける。
きっと彼らは兄と一緒に、魔女の城に囚われていた人達に違いないと確信して。
離れ離れになってしまった兄の事が聞けるかもしれないと、
期待に胸に膨らませて……」


黒衣の放浪者
作詞:少女病
作編曲:ピクセルビー
歌:Mitsuki & Lico
声:沢城みゆき


「幾つもの国々を見て回る旅を続ける、
どこか影のある憂いを背負った青年。
黒衣の青年は。不死なる魔女の一人、
アイリーンの影響下にある街に睥睨していた」



疲弊する 寒々しい雑踏
酷く重苦しい街は 夜に蝕まれ
歪に滲んだ 粛清に風はさざめき
幻想に終止符を刻んだ無辺の爛れた闇

風説の真偽など荒廃した
この風景をみたなら 疑うこともできはしない

キミの名をその欠片を 白夜の果てにまで連れていこう
どこにもそんな場所はないのだとわかっていても
罅割れたその欠片に 虚勢ではない無傷の姿を
いつか示し探そう 未来の物語―――


忘れえぬ あの日起きた過ち
大切な絆 存在を失った過去
その影は重く 今は絆というモノに
途方もない憧れ 抱きながら踏み出せずにいた

他人との距離を置き 関わらない
それは逃げでしかないと 自責の念を内に秘めて

『キミならばどう言うだろう?』 そんなことばかりを考えては
成長しない自分に 嘆息し拳を握る
隔たれた星の欠片 孤高の旅路に終わりは見えず
空虚に巡り彷徨う、そんな物語―――


「この国から得るものは何もないと、旅を急ごうとする青年。
そんなとき、魔女が黒狼という種族の動物達を捕らえ、
無理矢理に使役しているという話を耳にしてしまう」



熱量が奥底から 膨れ上がるようなその感覚
どこにもそんな感情はないのだと思ってたのに
罅割れたこの心を 虚勢でしかない傷ついた瞳を
今は隠して踏み出そう 闇を屠り

かつての親友の遺品 黒狼の牙での首飾り (collier)
俯き握り締めて 切り拓くは未来の物語―――


「孤高の旅を続けるその黒衣の放浪者の名は、ルクセイン。
その眼光はまるで獣の牙のように鋭く。
過去を恨みながら、遠く先を見据えて……」


「もう道を違えることはしない。俺は―――」


recollection
作詞:少女病
作編曲:ピクセルビー
歌:Mitsuki
声:ゆかな, 沢城みゆき, Mitsuki


「どこにでもあるような幸せな家族。
国中に漂う不自然なまでの魔女への信仰にも、
どうにか順応して……」



貧しいことなんて 笑い飛ばせる眩しい家族 (famile)
小さな家 桜草 (primevere) の咲く 暖かな小庭 (jardin)


咲く花のように 綺麗な顔した
フランとレスター 両親の自慢だった双子

人見知りのフランチェスカ レスターの背を離れずに

「お兄ちゃんなしでは、村の外にも出られないんじゃない?」
からかわれて頬膨らませた 優しい春の日


「御機嫌よう、みなさん。
幸せな日々をお過ごしのところごめんなさい。
じゃ……終わりにしましょう?」


「全てが引き裂かれたのは突然のこと。
たった一人で現れた魔女は彼らの言葉を待つこともなく、
愉しむように両親を殺し、そのまま双子を連れ去ろうとして……。
眼前の凶事を受け入れることのできない少女は、
ただ虚ろに叫び続けていた」


「嘘……いや……いやぁぁぁぁっっ!!」

眼下に広がる血と血の逢瀬は 思慕の跡を
命絶たれても尚 描き輝く
稚拙な御伽噺だと信じた “絆狩り”は
突如前触れなく光を壊した

何の音も聞こえない 自分の声も
彼女は全てを拒絶するように叫び続け―――

遥か蒼穹の空へと撃ち鳴らすのは
虚構求め 揺れる心の警鐘か……?


「ねぇ、煩い。お前はもういいや……」

「囁く魔女は、叫ぶフランチェスカに刃を向ける。
けれど刺し貫かれるその刹那、
レスターがその兇刃を己の身を呈して受け止めて……」


「妹だけは、こいつだけは助けてやってください。ころすのなら俺に……」


いつだって後ろにいて
いつだって守られて

自分も怖いくせに 小さく震えてるのに
どうしてなの?いつもみたいに
瞳を細めて 安心させるみたいに
笑って背に庇い続けてくれたのは―――

「フランチェスカは、
兄いの手から流れ出る血に再び深い衝擊を受け、声を失ってしまう。
まるで、この瞬間の悲鳴で一生分の声を発し尽くしてしまったかのように。
その光景を嬉しそうにみていた魔女は、
兄いであるレスターだけをその場から連れ去って……。
少女の傍に残されたものは、
寄り添いあって倒れ伏す両親の死体と、血の香りだけ」


Legion
作詞:少女病
作編曲:ピクセルビー
歌:Lico
声:沢城みゆき, 杉田智和, 伊藤かな恵


「しつこく追ってきて、何が目的?
やっぱり誰かにパラす気なんじゃ……」


「泣いてないで何か言ってくれないかな、キミ」

「少女が声を出せないことなど知らない二人は、
何も答えないフランチェスカに苛立ち、
小さな刃物を手に近づいて……」



「黒か白か、始めようか?審判を」
刹那煌いた消えぬ証 暴かれて

問いは意味を成さない 口外されれば
幾多の犠牲の上に 勝ち得た炎も潰えてしまう…

錆びついた その凶器を躊躇いなく翳して
声さえあげずに固まった少女に 言葉を荒げて忘却を求めた

「さあ、そこまでだ。国が荒れていると子供達まで荒れるのか?」


害意なきポーズだけのその腕を
押し戻すように止めた者は、黒衣の放浪者 (nomade)

「子供がこんな物騒な物を持ってはいけない」
諭す声は真摯にどこか優しくて

守るように 立ち塞がるその姿に少女は
兄との別離を思い出し 静かに涙を零して膝から崩れた―――


「なあ、もしかしてこの子、声が……」
「フランチェスカが言葉を発せないことに気付き、
筆談でコミュニケーションをとる。
それをきっかけに、ルクセインに促されるままに
それぞれの経緯を話し出す3人。
誤解はすぐに氷解して……」


「脅かしてごめん」

「詑びる二人に、フランは気にしないでと恐縮しながらも
懸命に兄のことを聞いていた」



「フランチェスカとどこか似てる少年もいたかもしれない……」

―――呼吸が、止まった……

名前さえも奪われる穢れた塔の中で
優しかった兄がその場所に囚われ 今でもいるかは不確かでも
拳を突き合わせ 誰からともなく視線を重ねて
出会ったばかりのレギオンは 遥かな古城を見据えてその手を掲げた

「無謀かもしれない。確かな策なんてありはしない。
けど、こうしてる間にヤツはっ……。
……ボクは、囚われた仲間を助けに行きたい」


「フランのお兄ちゃんも、ね」

「強く頷くフランチェスカに、
そして大切な存在を想う彼に心打たれ、
ルクセインも助力を申し出る。
大きな力を持つ魔女に対して、なんの武器も後ろ盾もない。
たった4人だけの小さな、けれどとても勇敢なレギオン」


「きっと、まるで勝ち目のない戦争だ。けれど―――」


終幕症候群
作詞:少女病
作編曲:RD-Sounds
歌:Mitsuki
声:ゆかな, 沢城みゆき, 杉田智和, 伊藤かな恵, Mitsuki


「あらかじめ約束されていた最期の夜。
イレギュラーなき旋律の開演。今宵、盤上の駒は揃った」


「―――はじまりのおわり。おわりのはじまり」

「もっと昂らせて……」


風のない真遠の夜に 小さな進軍の灯が無音に輝き
全ての遍く事象に 根源が或るなら壊してみせよう

其々の宿願を胸に 小さな行軍の日は訪れる
そうっは眠ることなきアイリーン
永い周期を待ち続けた反逆のレギオン

無慈悲なリフレイン
聞こえがいいばかりの言葉じゃ 運命など打破できない
勝ち取るんだ 今この手で―――

射殺せ ヴェールに逃れた空隙を
滅びの詩は聞こえない 病葉舞う地を疾って
響け 怜悧な静寂を砕いて
誰一人として欠けることなく夜を抜けよう

祈りの羅列は終幕の序曲を、奏でていた―――


「誰かを救うために、別の誰かの命を奪うことはできない」

「うん。奪って赦されるのは、アイリーンの命だけ」

「見張りの兵士も殺さず、武器を奪い無力化して縛りおいておくだけ。
塔を駆け上り、どうにか囚われた仲間達の部屋に辿りつくも、
その扉は魔力で固く閉ざされていて……」


「……っ」

「ちっ、そんなに簡単じゃあないな……」


囚われの場所 そこに近づく程に
ルークとミリアに刻まれた刻印は
淡い熱を帯びて紅く輝きだした 帰還を歓待するように


射殺せ ヴェールに逃れた空隙を
滅びの詩は聞こえない 病葉舞う地を疾って
響け 怜悧な静寂を砕いて
誰一人として欠けることなく夜を抜けよう

月夜は悲劇が孵化する残響音 紡いでゆく
(嘲笑うように)
いつしか神格化された幻想も 冒涜して―――

「眠っている魔女を殺せば、魔法も解けてこの扉も開くよ。きっと」

「ああ。やるしか。ないのか……」

「塔の最上階。冷え切った部屋で椅子に腰掛けたまま眠る暴虐の魔女。
湛える余裕はそのままに、寸分も揺らぐことなく……」


「手を汚すのは俺だけでいい。子供は下がってろ」

「ルクセインが押し切る形でその役を背負い、
暗い部屋で眠る魔女にナイフを突き刺した。
声もなく。音もなく。不死なる魔女といえど、
絶命さぜるをえないほどに深く―――」


真実の解放
作詞:少女病
作編曲:ピクセルビー
歌:Mitsuki & Lico
声:ゆかな, 沢城みゆき, 杉田智和, 伊藤かな恵, Mitsuki


「待ち望んでいた解放の時。
久々にみる仲間達の顔は、少しやつれているようで。
けれど、変わらずそこにあった―――今も」



「ねぇ、嬉しいのに不自然にしか笑顔を作れないんだ」
魔女に矯正された 紛いモノの表情

ah...魔女の毒は 歓喜の波も抑制するほど深く
痛ましい爪痕は消えないかもしれないけど

恐る恐る控えめながら 喜びを分かち合う子供達は
鎖を外し 手を取り合い生を確かめるように

碧に染まるセカイで 産声をあげるは
狩り尽くされて失くしていた新たなる絆
血よりも色濃い絆が いつか生まれていた
強く結ばれた仲間 これからを紡ぐ幻想―――


「羨ましいな、彼らが……」

「ルクセインは、自分の役目は終わったとばかりにその場を離れ、
繋がれている黒狼達を解き放った。
そしてそのまま一言の別れさえ告げずに、単身で古城を後にする。
白夜の果てへの旅。大切な首飾りを強く握りなおして……」



「ねぇ、二人だけで逃げ出したのに僕らを責めはしないの?」
微かな後ろ暗さ その想いを吐露した

「ルーク、例えキミがそのままどこか遠くへ逃げたとしても
多分誰一人としてその行為を咎めやしない」

「そうさ。ここで辛苦共にした家族みたいなものだ。
だから今は自由より、また生きて逢えたことがただ嬉しいんだ」

ah...残響瞬く 夜が明けようと今
白霧はただ霧散した 遠鐘鳴り響いて
空ろな光は彼等を 導くようにただ
碧にそまったセカイを 凛と照らし始めていた


「喜びに抱き合う仲間達。
けれど、彼らの表情が次第に心配げに曇っていって……」


「ルークと私の顔色が悪い?ううん、きっと疲れてるだけ」

「体が冷たいって?そんなことはない……よな?」

「……ッ!」


「面白い見世物だったわ」
囁いたのは、確かに死に絶えていた暴虐の魔女―――


「悠然と立つ魔女によって語られる真実。
ルークとミリアは、遊戯に耐えきれずに
とっくの昔に命を落としている存在であるということ」


「私の力で動いているだけ。
イレモノが綺麗だったから再利用してみたの」


「そんな……」

「いや……いやっ……いやぁぁぁぁぁっ!」

死の残響 魂なき亡霊のような
ルークとミリアは仲間とフランチェスカへと向け
救いを請うような視線を刹那残して ah...
それがあるべき姿であったかのように その動きを止めた

もう二度とは動かぬ二人の残骸 ah...
どんなに強く揺すれど 瞳に光は戻らない
“愉悦”を“歓喜”を隠さず 深紅の魔女は哂う
夜を抜けることのない 哀れなるそのレギオンを―――


「可愛いお人形さん。ぜーんぶ思い通りに動いてくれちゃって。
城から逃げ出させたのも、いずれは取り残された友達を助けに
戻るようにと思考を巡らせたのも、みーんな私の掌の上。
思っていた以上に楽しめたわ」


「それは、少年達の絶望する表情を見たいがための新しい遊戯。
ルークとミリアは、まるで電源が切れてしまったかのように動きを止め、
もう二度と動くことはなかった……」

「残された少年達はこれ以上ないであろう絶望に突き落とされる。
そんな中で、フランチェスカは狂ったように兄の姿を探し続けていて……。
魔女はそれに気づき、何気ない風に告げる」


「あんたの探してる大好きなお兄ちゃんも、
もうとっくに死んでここにはいないよ―――」


残響
作詞:少女病
作編曲:RD-Sounds
歌:Mitsuki
声:ゆかな, 沢城みゆき


「そのレギオンは、死の残響でできていた。
すべては魔女アイリーンの掌の上。
小さな暇潰しのための遊戯でしかない事象。
残響の余韻は、たった一人の少女だけが担っていた。
壊れモノの少女はふらつきながら塔の端に立ち、
夢見るように空へと語りかける……。
大好きな兄に向けて。素敵な仲間との出会いを。
短い時間に深めた友情を。
それらが全て形のない幻想だったことは、
受け入れないままに……」



深うぎるその絶望を 受胎した少女は
吹き荒ぶ緋の悪意 全て飲み干した

心の壊れる音 一瞬に散る花
美しく鮮烈な その最期の残響に

詩をのせて 魔女は奏でる
埋葬された虚飾の光焦がして

『夢のような、時でした』
真実の解放を 流れる星の下でいつか誓い合った夜 明日を信じて
死によって下された 白い解放はその夢が
悪夢の中にあることを告げて―――


『―――いつか笑って、会えるかな?』
不安を小さな文字で描いた
健気にah...兄想い
問いかけるフランチェスカに 仲間は無言で頷き微笑んだ

『きっととても驚くね?私にこんな素敵なお友達ができたよ。
短い時間だけれどたくさん話したよ……』

『ねけ答えて?お願いは最後にはいつだって
聞いてくれていたじゃない。もう我儘言わないから』
音無き言葉は 虚空へと消えてゆく 見えない何かに語るように
壊れきった瞳はもう幻想だけに

焦点を合わせて 虚構へと
嗚呼戻れないほどに ah...深く深く もう沈みきっていた―――


「さあ、次はどんな遊びをしましょうか」

「これは、最も残虐だといわれる魔女の物語。
ふふっ……おはなしは、おしまい」


嗯…這次的故事大略上分成三條線
照順序來說的話是像下面這樣…

 1&2→3┐
  6→4→┼7→8→9→10→Bonus Track
前作→5→→┘

前作是指 "慟哭ルクセイン"


01.深紅のエヴェイユ

描述世界觀
最後段魔女所施的魔法是鋪梗。

02.十三月の不確定なドール

世界觀設定Part2
魔女居住的古城中囚禁著眾多少年 & 男裝少女 (無誤)

03.偽物の夜に誓え反逆者

接續前首劇情
其中一名少年 (ルーク) 及一名少女 (ミリア) 逃出古城
兩人約定總有一天要回到此處救出其他被囚禁的同伴
後面的歌詞照樣鋪了梗

04.未完幻想トロイメライ

描述フランチェスカ於第6首歌詞之後的遭遇
失去家人的フラン離開故鄉,在某富豪的手底下工作…
某一天早上,她發現了在水井邊擦拭身體的ルーク & ミリア
他們的身上有著魔女的烙印
兩人急急忙忙地逃走,フラン因無法出聲叫住他們而緊追在後…

05.黒衣の放浪者

在前作中的少年ルクセイン現在已經是青年啦~
同伴 (黒狼) 死去後,ルクセイン踏上了旅程
某一天,ルクセイン聽聞此地的魔女捕捉黒狼一族並加以使役的行為…

06.recollection

描述降臨在フランチェスカ一家身上的悲劇
突然出現的魔女殺死了フラン & レスター (フラン的雙子兄長) 兩人的父母
フラン慘叫,魔女聽得不耐煩正想連フラン一起幹掉時…レスター擋刀!
"要殺的話殺我一個就夠了…"
フラン因打擊過大而失去了聲音
而後魔女將レスター帶走
少女的身邊,只留下了倒臥在血泊中的雙親屍體…

07.Legion

接續第四首
ルーク & ミリア拿著小刀質問フラン為何尾行 (笑)
在此時出手相助的,是黒衣の放浪者ルクセイン
之後他們發現フラン無法出聲的事實
藉由筆談後誤會冰解
四人決定朝古城進發,救出被囚禁的人們
另外提一下,標題的レギオン是指 "軍團" 的意思。

08.終幕症候群

四人軍團潛入古城 (那些守衛到底在幹嘛?負責被打暈角色嗎?)
囚禁同伴的門被魔女的魔力封鎖住
於是…
"弄髒手的事就由我來做吧,小孩子們退下!"
(ルクセイン進化成紅A啦XD)
ルクセイン悄悄走到睡覺中的魔女身後用力捅下去…

09.真実の解放

魔女死去後,眾人獲得了解放
ルクセイン看著沉浸在喜悅中的少年少女們
"真令人羨慕啊…"
他將黒狼們解放後默默地離開,踏上一個人的旅程

ルーク & ミリア兩人的臉色很糟
喜悅的眾人們發現事情不太對勁
在此時,本已死去的魔女竟然復活
並說出事情的真相
原來ルーク & ミリア是早已死去的人
藉由魔女的魔法而復活
逃出古城、尋找能夠幫助他們的同伴
這些事情都在魔女意料之中…
失去魔女的魔法支持後,兩人哀怨地死去了
眾人頓時陷入絕望之中…
フラン則發狂似地找尋レスター的蹤影
魔女卻雞巴地說,妳哥早就掛點啦~揪咪 >_^

10.残響

歌詞中並沒有描寫フラン後來的遭遇
聽 Bonus Track & 特典小冊子的描述好像還沒掛點
(聲音似乎恢復了,但不是原本的聲音…並且跟セクサリス有關係?)
還是期待第三張魔女系列吧~

附註:特典小冊子裡的セクサリス惡意賣萌…

你水管連結
上面連結是前作 "蒼白シスフェリア" 的宣傳影片
(跟收錄在DVD裡的影片是不一樣的)
由影片中可以推斷五個魔女各有其代表的色彩
依序是 灰 (黑?) → 黃 → 紅 → 綠 → 蒼 (白)
(本回深紅魔女アイリーン的影圖出現在影片18秒左右)
網路上有人臆測本作中的フランチェスカ會不會成為魔女
看影圖似乎是…緑色魔女的樣子?
(雙馬尾、裙帶、第四首中提到的 "深緑")
但在 "蒼白シスフェリア" 的 DVD 影片中
魔女們在大陸上的位置是剛好排成一個五芒星
深紅跟深緑的位置也差太遠了…
總而言之…下一張什麼時候會出啊? (敲碗)