2011年5月15日 星期日

[windy.way] Indagare

01.Porta~門
02.Culla di sabbia~砂の揺り籠
03.拓かれる世界
04.Mercado~日曜市
05.ANRO~試練の砦
06.終焉される世界
07.Draiocht~呪文
08.GAOTH~吹き抜けた者
09.Regressio~回帰

Bonus Track

10.名も無い朝に
11.Culla di sabbia~off vocal

民族風…
曲目的部份作詞者跟歌者都搞不清楚是誰
喵最喜歡的第 10 曲也沒歌詞,哭哭
附註:造語的部份喵加底線表示。

Culla di sabbia~砂の揺り籠
作.編曲:風のウィン (windy.way)


その昔、人々は一人の超越者を称え国を造りました。
民は共に手をとり、実りのもとに栄えてゆきました。
しかしある時偽り文が太陽を騙してしまったのです。
それからというもの、彼らの歴史は姿を消しました。

私の世界にあなたを招きます。
あなたは私たちの中で暮らし、伝えて下さい。
信実を紐解く時、私たちは解放されるのです。



呼び出した声が 遠い昨日を夢から掬い上げて私を誘う
記憶の国へ
未来を止 (と) めた 筆を持たぬ民の歴史は
歌を刻み 砂の下で目覚めを待つ


灰の大地に緑を、水を
血塗られた記憶を吸い、黙した土を
どうか還して下さい
渇いた腕で抱いた命の温もりは今や無いのです。
私達が解き放たれる先はいずこにあるのでしょうか。



解けだした唄が忘れ去られた景色を
蘇らせ私に語る 都の真実を
未来を失い 変わらぬ荒野で悦びを繰り返す
囚われの意が悲しみを潜めている


始マリの日カラ 土ノ腕ハ私タチヲ抱イテ
鶴ハ焼ケタ歴史書ノ宛先ヲ捜シテイル



流れ出した唄が
深い土の底から水脈を呼んで目覚めを告げる
砂地の国へ
言葉も止めた薄明の線 なぞる心は
意味を越えた未来の果てに 今還る


ANRO~試練の砦
作.編曲:君島三夜 (君の音。)


孤独で広大な大地の混沌には、音階がある。
つまり疾風、突風、狂風、雷雨、暴風、暴風雨、竜巻。
風の竪琴の七本の弦であり、深淵の七つの音符である。


GAOTH~吹き抜けた者
作.編曲:ちきんぐ (鶏肉製造所)


風の中で聴いた声は次第に私の血肉へ迫ってきた。
幾千の人の想いが導いた幻の平野で私は生きたのだ。
流れゆく雲を追いかけてあなたと共に在りたい。
心の奥深くに秘めた剣が永遠を切り裂くその時まで。



時の狭間からこぼれ落ちた世界は
雲の隙間へと消えるように流れた

導かれし日が 想いを馳せた日々が
何も変らずにただ見えなくなるだけ

求めては逃げて行く波のように
歌声は響かぬまま 地平に散った

「もし再び会えるなら その時に思うだろう
大事なものは全てが ここにあった、と

もし私の心だけ残し去って行けたら
叶わぬものの全てを風に託そう」

このまま遠くへ 涙も 光も 忘れて

丘の上で戸惑う君
枯れ果てた声は届かず
薄れていく ぼやけていく
沢山の記憶と共に

逃げてはまた求む恋のように
歌声は響かぬまま 歴史に散った

「もし再び会えるなら その時に思うだろう
大事なものは全てが ここにあった、と
もし私の身体まで埋 (うず) め去って行けたら
満たされたものの全てを 風に託そう」


Regressio~回帰
作.編曲:君島三夜 (君の音。)


目を開くとそこはもう朝の地平
白い…いや、緑が海のように
光さえ渦のように ソラへ吸い込まれていった

音の止まった 描いた物に似た
さっきまでの景色は
例えば絵本の最後の一ページ

私が遠く視界を凝らせばらせば淡い影が振り向く
声の無い歌が静かに鳴りだした

亡骸に咲いた花 輝きの草原に揺れた
留 (とど) めた命を押し流すように
今 時は訪れる
薄れゆく姿には満ち足りた心が零れた
朝日が全てを照らしきる前に
あなたは ありがとう と云った気がした

言葉を止めた音楽が語る彼の民の行く末が
記憶の中に色を帯びていった

打ち鳴らす弦の音 (おと) 輝きの草原に鳴いた
留めた命を押し流すように
今 時は訪れる
透明の眼 (め) の中にこの世界の容 (かたち) が映る
過去が未来へと融けてゆくように
あなたも歴史へと帰るのでしょう

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