2013年5月26日 星期日

[Seraph] 命ココロ亡きドール

01.命ココロ亡きドール
02.とある人形師の一生
03.偉大なる人形師とバラバラ人形のお話

不夠絕望的感覺。

命ココロ亡きドール
作詞・作曲・編曲:光ノ巣
歌:海紅


その男は金の無い人行師
生きる為にヒトガタを作り売る
赤い瞳 艶やかな唇を
持つ彼女は父上を その男を愛してた

人の目に映る私は唯のガラクタでしょう
命を心も持てないと そう、無邪気に笑う

遊び飽きたら捨てるの?

知らない人に連れ去られて
縛られて
自由の利かぬ体を見て
愉しむの

やめて その汚らわしい手で
私を弄らないで

何にもない殺風景な部屋も
貴方がいる それだけで私は幸せでした

汚いボロ小屋に吊るされた惨めな私は
ゴミとして捨てられる日を待つだけなのかしら

せめて父上の元へ

暗い暗い小屋を出たくて
暴れてた
体中に巻きつく糸が
解けない

例えこのカラダ壊れても
厭わない 構わない

いつか貴方にまた逢えるのなら
貴方から授かったこの粘土
ひび割れて壊れても構わない
地を這い腹を引きずり向かおう…

落ちる落ちる糸が千切れて
割れる割れる愛しいカラダ

人の目に映る私は唯のガラクタでしょう
命を心も持てないと そう、無邪気に笑う

唯のガラクタでいいの

弾む弾む私のココロ
夜を超え
貴方貴方に出逢えるなら
どこまでも

爪が爪が剥がれ落ちても
痛くない
胸にココロの花が芽吹く
温かい

今直ぐに家へ帰るから
ずっと待っていてね…


とある人形師の一生
作詞・作曲・編曲:光ノ巣
歌:海紅


僕は一人か細い腕で
絶えず 君ら 人形を生む
僕は君を 君らのことを
我が子のように愛し続けてる

僕は僕の腹を満たすことそれさえ
出来ぬほどの不甲斐ない男だけれど

君らへの愛はどこまでも…

君たちを売り物として売りたくはない
金の価値になど代えたくはない
埃を払う毎日を過ごしていても
一人一人減る
君たちが愛惜しいんだ

僕は一人餓えて衰え
渇く喉にただ従って
僕の残り短い生を
君はずっと見守り続ける

腕を…足を…
全てのものに愛を込め
生きた証 僕の命を捧げても

そんな想いで作り上げた

僕がここで惨めに死に 朽ちて果てても
けして涙を流さないでくれ
独り孤独に旅をする時も近いね
君たちの歌が 嗚呼
耳に流れてくる

埃塗れの君たちが 瞳に映る
そうか僕の体は動かない
まるで生きているかのように
悲しい顔で僕を見つめてる
なんて幸せなのだろう…。


偉大なる人形師とバラバラ人形のお話
作詞・作曲・編曲:光ノ巣
歌:海紅


寒い寒い体が寒い
砕けた体 地を這うだけ
長い長い旅路は長い
見知らぬ道を進むだけね

失った破片たちも
連れて行ったあげたいのに

あの香りを あの温もりを
思い出すたび
行き場の無い 残酷な悲しみに呑まれる

今スグ 帰ル カラ

自由自由自由を知る
痛くて寒い
希望希望希望を抱く
愚かな体

愛が愛が溢れて
ただ私は笑っている

枯れた花も死んだ小鳥も
皆誰かに 愛されてる

生かされる この身さえも
粘土でも 愛せるのよ

私のこと 唯一「1人」として愛してた
お父様はそこにいるの? と
問いかける日々

今スグ 帰ル カラ

見える見える家が見える
何も変わらぬ
胸が胸が高鳴る胸
もう、もう少し…!

私を見てその目で
もう二度と離さないで!

見渡してもどの部屋にも貴方はいない
誰も居ない何にもない殺風景な部屋

あの香りもあの温もりもここにはないの…?
ねえお父様?
私はここよ ここにいるわよ

嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼

焼ケル焼ケル胸ガ焼ケル
胸ガ砕ケル
割レル割レル窓ガ割レル
ワタシノ腕デ

全てを失ッタノ
モウ瞳ガ動カナイ
フト見上ゲタ扉ニ
映ルモノハ真実ナノ?

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