2014年12月21日 星期日

[Studio Lepus] Nihal ~忘れ去られた言葉たち~

01.Kodo
02.Fakewings
03.Hautakirjoitus
04.Aurora
05.Bonustrack

哇…懶了半年才抽空打了一篇…

Fakewings
作詞・歌:川口悠羽
作・編曲:三滝航


いつか憧れたユメの崩れゆく音を聞いた
儚く優しい日々はぼやり溶けて零れ落ちる

移ろう街に取り残されたまま
思い起こすのはあの願い

数えた海の果て瞬く光を
きっと掴めるはずと信じた
けれどこの羽根は動かないままで
飛んでゆく鳥をただ見つめるだけ

群れとはぐれた小鳥は生き抜く術さえ知らず
それでもまた羽ばたいてゆけるのだろう
あの空へと

歩むたび欠けゆく願いの結晶
彩り失うその前に

嘘に手折られた羽根
宙 (そら) に近い場所へと
いつか憧れたユメが
降り積もる白を束ね

数えた海の果て瞬く光を
きっと掴めるはずと信じた
飛んでゆける水平線の向こうまでも
錆びついた街を抜けて
風と征け


Aurora
作詞・歌:川口悠羽
作・編曲:三滝航


透き通り青へ昇る白い吐息
長い雪嵐は去り空は花開く

零れ落ちて往く紅 (あか)
雪原の上 斑落とす
その生命奪い去り行くように

霞み逝く鼓動に呼ぶ声は届かない
冷たい貴方はこの腕の中眠る
暗く高く響く鎮魂 (みたましずめ) の鐘は その心鎮めるために

白樺の森を[ ]人で歩み進む
踏み固める雪はその肌と同じ色

開けた視界
空に掛かる揺らぎは心情移す銀幕か
哀しみに揺れ動く

気の狂うような茫漠とした世界で
冷たい貴方はこの胸の中眠る
暗く高く響く鎮魂の鐘は この魂 (こころ) までは鎮めない

叶うことならその白い指先で
この息の根も止めて欲しかった
残る私はあのオーロラの下 独り立ち尽くす

欠け落ちた瞳 (め) に映るその世界は虚ろで
螺子巻くだけで時さえも戻りそうな――
暗く高く響く鎮魂の鐘は

――次は私の為に鳴るのだろう

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