2014年3月28日 星期五

[Gothic Marionette] Tyche

01.Gothic Marionette
02.双眸に宿る星空
03.女神のマリオネット
04.運命の車輪
05.海の花嫁
06.暖炉の会話
07.冷ややかな銀世界

銀毛蘿與其姐被大叔拐跑的故事
故事的流れ可以直接接謎本劇情這種話喵會說嗎

第 4 曲頗大氣,但後面接的第 5 曲跟本篇好像沒有任何關係 (炸
喜歡的是第 3, 4, 7 曲。

双眸に宿る星空
作詞・作曲・編曲:yuki
歌:yuzu
声:都月 あくあ & トーマスG


樹氷に隠れた小さな住家 姉のCecilia 妹のAngela
村人から隠れるようにして その姉妹は暮らしていた

遠い街で薬草ひさぐCecilia 顔を隠し闇夜に商う
家で家事を担うAngela 慎ましくも露命を繋ぐ姉妹

ある日、Ceciliaが病に倒れた 医師に頼る治療費はなく
悪意満ちた拒絶の言葉 雪の中で途方に暮れる

「どうして、こうなったの
 私達はただ、静かな日常の温もりを知りたいだけなのに
 教えて……神様……この双眸が一体何の罪を犯したというの……!」

絶望が身を蝕む帰途 吹雪の檻の中で出会ったのは
生き倒れの一人の男 妹が男に見せた小さな慈愛によって
世界の運命は大きく流転する
女神に捕われた 第二の<操り人形> Angelaの誕生である

「しっかりしてください、大丈夫ですか!?」
「うぅ……まさかこんなところで人に出会えるとは……
 すまないが、どうか暖を取れる場所に案内していただけないか……」
「ええ、少しお待ちください、いま橇を持ってきます……!」


女神のマリオネット
作詞・作曲・編曲:yuki
歌:yuzu
声:都月 あくあ


……もう少し もう少しで少女は 女神の手を取ってしまう……

かつて世界に顕在した 二対の女神
古の大戦に敗れた彼女らは 聖なる頂に封じられ 静かに眠り続ける

幻想の樹氷の獄で 虚ろな女神が眠る
凍てつく白のゆりかご 焼きつく怒りの瞳

「可愛そうな<私のお人形> 私の胸の中においでなさい」
「そこには何があるの?あなたの世界でどんな鳥が歌うのかな?」

慈愛を忘れ激情に潰されるAngela
胎動する復讐の女神に糸引かれうつろい
歯車に絡繰られ踊り舞うCecilia
損亡と追想を繰り返す鎖の教唆

「……どうか安らかに……私の可愛い妹……」
復讐の女神に宛てた車輪の女神の鎮魂歌

「可愛そうな<私のお人形> 私の腕の中でお眠りなさい」
「あなたの手をとってもいいの?私も幸せになれるのかな?」

ひた駆け巡る復讐に糸引かれ彷徨い
避けられぬ宿命に操られる<操り人形>
双眸に宿されて踊り舞う星影 逃奔と追走を繰り返す風景


運命の車輪
作詞・作曲・編曲:yuki


……来たるべき未来の情景


異形の傷口を中心に光が広がる

「私を迫害したすべての人間に、私の人生を無茶苦茶にしたこの力で……復讐してやるんだ」
先程の彼女の言葉が頭を反芻する。

「どれほど自分が矮小で非力な存在かを悔いるがいい
 私はこれより全ての善悪邪正を滅ぼし
 再生の物語を始めるのだ」

放たれたまばゆい閃光 その光が収まったとき
異形は かつての面影をなくしていた
恐怖で思わず喉がひりつく
先程の姿が復讐の大剣ならば、今の彼女は運命の車輪

彼女に対しては もともと組織にいたときから
Tiselleや自分とは違う得体の知れない何かを感じていた
しかし二対の力を自在に操る彼女は
もはやそんな理解をはるかに超克した存在となっていた


海の花嫁
作詞・作曲・編曲:yuki
歌:yuzu
声:都月 あくあ & 円海アルト


「おいしょ、おいしょ
 見なさい……この海の花嫁……Neriaの……ボート捌き。
 Venessiaの水路は……私にとって……箱庭のようなものよ。
 おいしょ……ふぅ……見えた。あそこが裏口ね」

<交易せよ> 華麗な商業都市
<改修しろ> 共和国総督邸兼政庁 蒼海の真珠
<納入せよ> 店に並べる宝石
<購入せよ> 政庁に飾る宝石 海原の后
<幸運の女神>の微笑みは 蒼海の女王へ
謳歌せよ<アドリアの女王>
働け<商人> 買え<客> 慌しき<商店>

「そこに誰かいるのかい?」
「ひゃ!見つかった!」
「んん?怪しいね、ほらっ捕まえた!」
「わっ!ふぎぎぎ……離して、離して!」
「おちびさん。一体、な~にをしていたのかな?」
「何もしてないです!」
「じゃあ、その右手の青い石は何かな~?」
「あ……え、えっと……」
「さては盗みかい?正直に答えなさい」
「うぅ……、ごめんなさい!どうか、許してください!」
「やれやれ……!その身なり。さてはお前さん、みなしごかい?」
「……えん。私、小さい頃に捨てられて」
「名前は?」
「……Neria」
「そうかい。この宝石商見習いAdriana、
 善良な市民として。こそ泥Neriaちゃんを通報せねばならないな」
「お願いします!それだけは……何でも致しますので!」
「……ふふふ……何でもか。いいよいいよ、通報しない。
 あと、それは安物だから、お前さんにあげるよ」
「……え、ホントに……?」
「その青石はガラクタ。
 仕事でCelviaに行った時にたまたま拾ったんだが、
 宝石として大した価値はないものさ」
「嘘よ……これちょっと濁っているけど、すごく大きくて高そうだわ……
 許してもらった上にこんなものまで頂けるなんて……」
「ほーら、遠慮しないの
 ……私も昔、親に捨てられてさ。
 今の親父さんに拾われるまでは、みなしごだったんだ。
 だからお前さんみたいなの、放っておけないんだよ」
「えっと……えっと……ありがとう。Adrianaさん」
「おお、気にすんな。これから、ここに住み込んできっちりと働いてもらうからな」
「え?」
「何でもするんだろ?」
「おおぅ…………えへへ……」


暖炉の会話
作詞・作曲・編曲:yuki
歌:yuzu
声:都月 あくあ


思えばCecilia以外の人間と会話をしたのは久しぶりだった。
姉妹揃って、村人との交流が極端に少なかったから、AngelaがCecilia以外と会話をするのは、
街で食料を調達する時くらいである。それも深いフードを被って自分の顔を隠してのことであり、
実際に姉以外と目と目を合わせて喋ったのは初めてなのかもしれない。

机の上には、薬草の調合に用いるためのいくつもの鉢が転がっており、
男がまぶす奇妙な薬草の香りが、家全体に漂っていた。

「東方で仕入れた秘薬だよ。
 今回の流行り病に対して特効があるから、
 すぐに彼女の熱も冷めるはずだ」
「お姉ちゃんの病気は治るの……?」

木椅子に座り込んで
うつむいていたAngelaが、
男の台詞にふと顔をあげた。

「幸いなことに、
 早いうちに対処できたから、
 このまま安静にしていればすぐに良くなるだろう」

男の一言に、Angelaは息をつく。
どうやらAngelaが考えている以上に、男は優秀な薬師らしい。

「ありがとうございます」
「礼を言うのはこちらのほうさ。
 君に助けてもらわなければ、私はあの雪原で凍死していた」
男はこともなげに嘆息した
「先程の話の続きだが……、この村で迫害と共に生きるのは辛いだろう。どうかな、私と共に外の世界へ行かないかい?」

薬を調合する手を止め、
男はまじまじとAngelaの双眸を見つめた。

「君の瞳に宿る星は確かに人の恐れを呼ぶのかもしれない。
 しかしこの広い世界にはその力を必要とする人もいるだろう」
「私の力を……?」
「ああ。君の力が世の迷い子を助けることがあるかもしれないな……」

意味ありげ答えると、男は口を閉ざした。
「…………」
Angelaは床に視線を戻した。
茜色の絨毯に、Angelaの小さな影が映っていた。


冷ややかな銀世界
作詞・作曲・編曲:yuki
歌:yuzu
声:都月 あくあ


氷壁を抜けた道は やがて一面の銀世界へと変わっていた。
雪山では 見渡す限り樹氷林しかなかったが
そこには抜けるような風景が広がっていた。

雪原進むのは<二人の姉妹>と<一人の男> 冷ややかな銀世界 刻む三列の足跡
平穏への逃避行 瞳に宿る星空 氷の表層 煌く雪と寒空

ごめんね<優しいお母さん> 氷壁の村を抜け出し
ごめんね<天国のお母さん> 約束破り外へ発つ姉妹

「Celvinoの頂が、小指より小さく見える。私達、本当に山を降りてしまったのね」
「きっとお母様も許してくださるわ、これからは私達の手で運命の舵取りをしましょう…」

白銀の雪化粧 新たな日々への旅立ち 南へ進む経路
麓の街Piemonta→水上都市Tenovie→首都Rommana
雪原進むのは<二人の姉妹>と<一人の男>
冷ややかな早暁 映す三列の足跡

小さな慈愛により始まる物語
氷壁の檻を解き放たれ
静かに胎動する第二の<操り人形>
姉妹はひたすら南へと陸路を進む

雪を掻き分けながら進む一行 それを導くかのように見守るのは
不可避の運命を導く<復讐の女神>と
不確定の運命を導く<幸運の女神>のまなざし

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